C会場 – 15:00~15:45

  • 時間 – 15:00~15:45 (45分)
  • 会場 – C会場:63号館 2F 203会議室
  • 定員 – なし


概要

最初の『エクストリームプログラミング入門』(通称:白本) が出版されてから14年、第二版が出版されてからもうすぐ9年が経とうとしています。しかし、何度読んでも新しい発見がある奥行きの深さが、白本の魅力であり名著たるゆえんです。

白本の巻末には「解説付き参考文献」と呼ばれる参考文献の一覧が掲載されていますが、よくある書籍の参考文献とは3つの点で大きく異なります。

  1. 全書籍に著者ケント・ベックの解説が付いている
  2. どのような領域で影響を受けたのかが分類されている
  3. ソフトウェア開発と直接関係ないが、ケントがXPに至る上でインスパイアされた書籍が多数掲載されている

私はこれまで、新しく興味を持ったジャンルの書籍が白本の参考文献に含まれていたり、白本の参考文献をヒントに自分の興味の幅を広げていった体験を何度もしています。それら書籍との出会いは、単にXPへの理解を深めるのみならず、仕事においても生き方においても影響を受けています。

本セッションでは、白本の参考文献から、私が実際にお世話になったいくつかの書籍との出会いと内容をお話します。特に、ソフトウェアエンジニアリングやプロジェクトマネジメントとは直接関係ないものをチョイスする予定です。

XPの背景についてより深く知ることで、現場での取り組みのみならず、生き方についての新しい視点を得ることができます。

こんな方にオススメ

本セッションはこんな人に聞いていただきたいです。

  • XPが好きな方
  • XPをもっと深く知りたい方
  • 読書が好きな方

参考

白本の参考文献は、平鍋 健児さんがXP祭り2011でも紹介しています。

スピーカー

懸田 剛さん

kakeda_xp2014合同会社カルチャーワークス共同代表、
アジャイルプロセス協議会四国支部 Agile459 代表

2000年にXPに出会い、XPJUGの創設メンバーとしてXPの実践およびコミュニティ運営、啓蒙に関わる。2009年まで永和システムマネジメントチェンジビジョンでアジャイルなシステム開発、製品開発、コンサルティングに従事。2010年より拠点を愛媛に移し、特に地方においてアジャイルな考え方や行動を広めるべく奮闘中。
最近の興味は、人口減少、ピークオイル時代におけるライフスタイルや、そこに貢献するビジネス、サービスについて。

詳しいプロフィールはこちらまで。
XPJUGやアジャイルコミュニティとの関わりについては、XP祭り2011のプロフィールが詳しい。

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