◆プロフィール

愛媛県在住。
合同会社カルチャーワークス 代表
アジャイルプロセス協議会 四国支部代表

プロジェクトファシリテーターコーチ
アジャイルコーチ(CSM, CSPO)
カルチャーカルティベーター

2009年まで、永和システムマネジメント、チェンジビジョンでシステム開発、製品開発、コンサルティングに従事。
2010年より、拠点を愛媛に移し、個人事業主としてPF、アジャイルコーチとして活動。
2011年4月から「合同会社カルチャーワークス」を起ち上げた。


◆アジャイルとの関係、関わり方

  • 2000〜2003年
    2000年にXPと出会い、 XPJUGの設立スタッフとして参加する。
    プログラマーとして、デベロッパーテスティング、リファクタリング、CIなどのエンジニアリングプラクティスを中心とした技術領域に特に興味を持つ。
  • 2003〜2006年
    2003年にXPを通じて出会った平鍋、天野両氏に誘われ永和システムマネジメントに入社。
    オブジェクト倶楽部の中の人になる。
    チームとしての作業を促進するファシリテーション、コミュニケーションの領域に興味を広げる。
  • 2006〜2009年
    2006年よりチェンジビジョンでTRICHORDの開発に従事。
    2008年に Agile Conference 2008 に登壇。
    自身がプロダクト開発に関ることを通じて、ビジネス価値の実現手段としてのアジャイルへ関心領域を広げる。
  • 2009〜現在
    パタン・ランゲージ〜アジャイルへの失われた10年を発掘することを通じてTimeless Wayを再認識する。
    アジャイル、PFの組織への導入展開に関ることを通じて、組織の変容に携わることに関心を広げる。
    「島根県Rubyビジネスモデル研究実証事業」でコーチとして関わることを通じて、地方へのアジャイル啓蒙に関心を広げる。

以下、参考。


◆コミュニティとの関係、関わり方

ruby-listを通じて、平鍋さんが主催していたXP-jpに参加し、そこで、XPJUGの設立準備委員に応募して設立スタッフとして参加しました。

私にとって、XPJUGを始めとするコミュニティにスタッフ参加することは「そこで何かを学ぶ」場という以上に「仲間達と自分達のよいと思うものを世に伝え広げる」「創発的なアイディア発想と、自律的な活動を体験する」場に参加するという意味が強いです。

今は、地方に住むようになって東京との差を如実に感じています。参加者の集りやすさ、利用できる会場の数、興味を持つ人の数、情報取得に貪欲な人の数、などなど……。それゆえ、ローカルのコミュニティを軌道にのせること、オンライン上でいかにコミュニティ活動をしていくかが関心事です。


◆起業したきっかけ、理由、起業に託した想い

元々、愛媛に引っ越したらどこかの会社に就職して地道にやろうと考えていました。(自分の地元でもないし、一度フリーランスはやっているから憧れもないし)
地元の企業何社かにアクセスをしてみたのですが、なかなかピンとこない。

そんな中、以前平鍋さんが「アメリカは独立コンサルタントが多く、彼らが現場と現場の間で知識や経験を伝達する役割を兼ねているんだ」という話をしていたのを思い出しました。「ああ、じゃぁ、自分がそれになればいいのか!?」と気づいたのです。

そうなると、既存の会社組織では難しく、自分で始めるしかありませんでした。結果的には「変化を抱擁して起業した」ということになります。


◆10回めを迎えたXP祭りへのメッセージ

一番最初のXPJUG設立ミーティングでテクノロジックアートさんのオフィスに集まったことを今でも覚えています。初めてお会いする様々な人々..気づいてみれば、もう10年経ったのですね。
当時から一緒にやってきた、小井土さん、渋川さん、天野勝さん、そして平鍋さん。それ以降にXPJUGに参加してきた多くの、多くの方々との出会い。
今回、偉そうにパネルに参加していますが、ここに私がいるのは、コミュニティで出会ってきた方々との出会いを通じて様々な経験をさせて頂いたからだ、と感じています。

祭実行委員会の形式になって、むしろパワーアップした気がするXPJUGは、どんどん新しい人が参加していて、イベントも拡大し、むしろこれからが本番なのかもしれない、と感じています。

Next Decadeに向けて、どんどんコミュニティに参加&巻き込まれて、あたらしいつながりや次の世代に渡せる文化を作っていきましょう。

 

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