• 時間 — 14:50~16:40
  • 会場 — E会場:55S号館 2F 第4会議室
  • 定員 — 40名 (見学できません)

◆概要

プロジェクトを効果的にファシリテートするには、メタ認知によって状況を認識することが重要です。このメタ認知による状況認識を効果的に助けるのが、心理学的分析の各手法です。

本セッションでは、交流分析やエイブ・ワグナー氏が提唱するBCB手法、NLPを使ったコミュニケーションパターン分析方法を学び、それらを活用して自分のチームの分析を行い、どうしたらよりよくプロジェクトをファシリテートできるかの考察と具体的な解決策を得ることができます。

本セッションは、現在開発中のアジャイル導入プログラムの一部です。
このアジャイル導入プログラムは、心理学系のエキスパートとアジャイルコーチとして活躍中のコンサルタントの方々と共に、鋭意開発中です。

【アジャイル導入プログラムの開発メンバー】(五十音順)


◆講師

林 栄一さん (すくすくスクラムスタッフ、アジャイルコーチ)

◆林 栄一さんプロフィール

セントラルソフト株式会社 事業推進部課長
すくすくスクラムスタッフ
アジャイルコーチ

認定スクラムマスター
認定スクラムプロダクトオーナー
認定NLPプラクティショナー
DCFA認定ドラムサークルファシリテーター


◆講師からのメッセージ

アジャイル手法を成功させるには、ソフトウェアエンジニアリングの領域と、協働のためのヒューマンスキル領域の2つの領域の課題をクリアしなければなりません。

このうちヒューマンスキル領域については、熟練者による暗黙知に頼ってきたのが現状です。これまで多くの現場では、アジャイルプロセス経験者の百戦錬磨の経験から、暗黙知的なスキルの伝承や対人関係、チーム育成のノウハウを駆使することで、アジャイル導入を成功させてきました。

実は、対人関係分析、チーム育成などのヒューマンスキルは、体系化された多くの知見が存在します。
それが今回ご紹介する心理学的手法の数々です。このさまざまな手法をアジャイル開発の現場に適応することによって、より洞察を深め、より効果的に学び、より効果的に実践することが出来るようになります。
経験や熟練者による伝承でしか学べない部分は必ずあります。
ですが、心理学的手法を活用することで、それらを減らし、暗黙知を形式知として習得することが可能になるのです。

講師は、日頃から心理学のテクニックを使ってアジャイル導入コーチを行っています。
本セッションでは、アジャイルコーチとして講師が活用しているスキルを、参加者自身が現場で使うことができるようにトレーニングを行います。

 

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