• 時間 — 13:20~14:50
  • 会場 — C会場:55S号館 2F 第3会議室
  • 定員 — 30名 (見学は自由です)

◆概要

Agile Buffetとは、XPやスクラム、カンバンなどのアジャイル プラクティスを開発の現場に適切にとりわけてしまおうという試みです。

欧米ではアジャイルが開発のメインストリームとなってきています。また、ひとつのアジャイル プロセスを遵守するだけでなく、現場に適した方法にアレンジし、活用しているケースが少なくありません。
このワークショップでは、日本の開発現場によくある状況を想定して、どのアジャイル プラクティスを使うとよいのかをグループで議論していきます。

講師から”何か”をご提供するのではなく、参加した人による議論に価値を見出してもらう、ある種の “実験の場” です。グループでの議論に参加したい人(定員制)とその議論を聞く観戦者(自由参加)によって構成される新たなる “場” に参加してみませんか?

ワークショップの冒頭では、Agile Buffetの主旨を欧米でのアジャイルの動向を交えてご紹介もします。
このワークショップのきっかけとなった本元のAgile Buffetについては「アジャイル ブッフェへのいざない♪ 【Tech・Ed North America 2011 のアジャイル セッションから】」をご覧くだされば幸いです。


◆講師

長沢 智治さん、吉羽 龍太郎(@ryuzee)さん、海江田 兼輔さん

◆長沢 智治さんプロフィール

マイクロソフトのエバンジェリスト
認定スクラムマスター
日本のソフトウェア開発がビジネスとして成熟することを願っている。そのキーの一つがアジャイルだと確信し、過去・現在そして未来のアジャイル実践者の活動や体験を広く知ってもらう手伝いをしたいと思っている(社内的な)アウトロー。

◆吉羽 龍太郎(@ryuzee)さんプロフィール

アジャイルコーチ
認定スクラムプロフェショナル(CSP)
認定スクラムマスター(CSM)
認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)

アジャイルな開発プロセスの導入支援、現場のプロセス改善の支援などを生業にしています。西村氏とともに「スクラム道」を設立し、Scrum初心者向けの研修であるScrum Boot Campを定期的に実施しています。

◆海江田 兼輔さんプロフィール

仕事を辞めたばかりの認定スクラムマスター・認定プロダクトオーナー
TOCfE修了者
パタンとScrum/XP/LeanとTOC・TPSの視点を持つ。大学を卒業した時は、Pythoと統計・会計を武器にしていくつもりがいつの間にか .NETとWindowsとScrumを中心に戦っていくことに……。
# 次の職は決まってなかったりもする(汗

  • Twitter:@Qooh0
  • Mail:Qooh0.public@gmail.com


◆講師からのメッセージ

「スクラムをやりたいけど……」、「アジャイルいいなぁ」とよく耳にするようになりました。でもこの言葉の裏返しには、「自分の現場ではできない」という想いが見え隠れします。

Agile is about values not rules and rigid adherence to a process. Agile is about embracing change.

アジャイルに開発するとは、その場の特性に応じて価値を産む力ではないでしょうか。すべてを適用できないならば、その現場に適したプラクティスを適用することを考えるのも決していけないことではないでしょう。また、それにより各アジャイル プロセスのよさを再確認もできることでしょうし、ひょっとしたらウォーターフォールのよさも再認識できるかもしれません。

「何もしないより何かをする」小さくもある大きな一歩。Agile Buffetはそんな一つのきっかけになればと思っています。

今回が最後というわけでもないし、いつでもどこでも誰とでも。議論すること自体に害はない。ぜひ体感してみて、面白いと思ったらどこかでやってみてくださいw

 

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