H会場 – 15:00~16:30


概要

このような経験はありませんか。

  • トラブルの種や懸念が報告されず、大きな問題になった
  • 意思伝達や認識にズレが発生し、大きなトラブルになった

プロジェクトを成功させるには、ソフトウェアエンジニアリング領域と協働のためのヒューマンスキル領域の2つの領域の課題をクリアしなければなりません。特にアジャイル開発手法の現場では、ヒューマンスキル領域の課題がセンシティブに影響します。ですが多くの現場では、ヒューマンスキル領域の課題は熟練者による暗黙知に頼って対処してきました。
実は、ヒューマンスキル領域には体系化された多くの知見が存在します。その一つが今回紹介する心理学的手法「アジャイルコミュニケーションプログラム」です。

アジャイルコミュニケーションプログラム」は、これまで医療やカウンセリングの現場で長く研究され、実践されてきた実績のある心理プログラムを、システム開発やプロジェクト運営に応用し独自に開発したものです。プロジェクトや組織に発生する問題を、コミュニケーションと心理学的側面からアプローチします。

当セッションでは、講師自身がアジャイル導入コーチにおいて活用している「アジャイルコミュニケーションプログラム」を参加者自身が実践できるようにトレーニングいたします。

こんな方にオススメ

  • 自分のコミュニケーションの問題が見えなくて困っている方
  • コミュニケーションの問題に直面し、もがいている方
  • リーダーとして自分のコミュニケーションの質を向上させたいと考えている方

参加すると得られるもの

交流分析やエイブ・ワグナー氏が提唱するBCB(Breaking The Communication Barrier)手法、NLPを使ったコミュニケーションパターン分析方法を学び、それらを活用して自分のチームの分析を行い、どうしたらよりよくプロジェクトを運営できるかの考察と具体的な解決策を得ることができます。

関連セッション

H-4と当セッションH-6は連続したセッションですが、いずれか一方だけでも受講できますし、楽しんでいただけるように構成しています。どうぞお気軽にご参加ください。

スピーカー

林 栄一さん

hayashiセントラルソフト株式会社 事業推進部課長

楽器メーカーで電子楽器開発に携わる。陶磁器卸の営業を経てIT業界へ。
社内研修を立ち上げながら、フレームワーク開発などミドル系の開発や、大規模オブジェクト指向開発の共通方式設計などに従事。アジャイル導入支援、現場カイゼン、教育事業を行いながら社内研修の企画運営を行っている。
2008年トロントでのアジャイルカンファレンスでドラムサークルセッションを開催。スクラムのコミュニティー「すくすくスクラム」では、2009年からの立ち上げメンバーであり、数多くの勉強会や講演を行っている。

認定BCBファシリテーター、認定NLPプラクティショナー、メンタルヘルス協会認定心理カウンセラー、
認定スクラムマスター(CSM)プロダクトオーナー(CSPO)
DCFA公認スティムレーティブドラムサークルファシリテーター
にっぽんお好み焼き協会認定 お好み焼き検定初級

本橋 正成さん

motohashi合同会社カルチャーワークス共同代表。農学修士。
認定パーマカルチャーコンサルタント、認定BCBファシリテーター。

ソフトウェアベンダーの研究開発部門を経て、外資系保険会社にてマネージャや責任者を歴任する。現場や環境を最大限に活かした枠組みの理論構築と実践を行っている。
パターンの国際会議であるAsianPLoP 2011プログラム委員長やAgile Japan 2013パターンライティングワークショップ講師などを務めた。

XP2014_h4_msg

 

Comments are closed.